クラシックギターはクラシックの定番曲はもちろん、いろいろなジャンルの曲も楽しめる「幅広さ」を持ったギターです。「じゃあ、クラシック以外にどんな音楽が楽しめるの?」という疑問に一つずつお答えしていきたいと思います。
♪ 演歌
古賀メロディをはじめとする演歌のジャンルでもクラシックギター(ガットギター)は伴奏、間奏など様々な場面で用いられております。木村好夫、斉藤功氏など演歌ギターを代表するギタリストによる「艶やか」なギタープレイは今も多くのファンがいることと思います。特に中高年の方々にとっては「慣れ親しんだ」「日本の心を感じさせる」音楽として今もなお演歌は人気があるでしょう。
現在では往年の名曲をギターソロにアレンジした曲集などもいろいろ出版されておりますので、それらを通して一人で演歌ギターを楽しむことも出来ます。こういった曲集の多くはタブ譜も併記されていることが多いので「ハイポジションの譜読みが苦手なんだよな・・・」とお悩みの方でも容易に楽しめるよう工夫されております。
ちなみに余談ですが、プロの演歌ギターの方々がお使いの楽器はD.フレドリッシュ、H.ハウザー1世・2世、J.L.ロマニリョス、P.ベルナベなど蒼々たる銘器ぞろいだったりします!やっぱり儲かるのかな・・・?