スペイン「カタルーニャの音楽と文化」
お話:濱田滋郎
2019年7月15日(月・祝)14時開演 13時30分開場
会場:オクターブハウス・イベントスタジオ
東京都豊島区南池袋1-26-9 第2M.Y.T.ビル8階
(池袋駅東口より徒歩1分)
限定40名
前売:3500円 当日:4000円
お問い合わせ:セシリアギタースクール
音楽評論家、スペイン文化研究家として著名な濱田滋郎氏を講師にお招きして「カタルーニャ 」の音楽や文化についてお話頂く講座です!
なんでまたカタルーニャなの?と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょうが、クラシックギターの愛好家にお馴染みのソル、アルベニス、グラナドス、リョベート、プジョール、モンポウらはみんなスペインのカタルーニャの生まれなんです。リョベートが編曲した「聖母の御子」「アメリアの遺言」などカタルーニャ民謡も馴染み深いですね。
またチェロのパプロ・カザルス、三大テノールで有名なホセ・カレーラス、ヴィオラ・ダ・ガンバのジョルディ・サバール、リュートのチャビエル・ディアス。音楽以外では画家のサルバドール・ダリ、ジョアン・ミロ、建築家のアントニオ・ガウディ。彼らもみんなカタルーニャ生まれ。
優れた芸術家をこれほどまでに輩出しているカタルーニャってどんなとこなの?その謎に迫るというのが、本講座の趣旨となります。特に音楽との絡みでこういうテーマをお話いただけるのは、日本広しと言えども濱田先生をおいて他にはいらっしゃらないでしょう。貴重な機会をお見逃しなく!
【濱田滋郎】
音楽評論家、スペイン文化研究家。1935年東京生まれ。60年頃より翻訳、雑誌への寄稿、レコード解説などの仕事に就く。78年より東京藝術大学、桐朋学園大学、東京外国語大学、立教大学他で講師を務める。NHK-FM放送クラシック・民族音楽の番組にレギュラー出演。89年10〜12月には教育テレビ「市民大学」講師として南米のフォルクローレを講ずる。また88、90年の両年、キューバのハバナ国際ギターフェスティバル&コンクールに審査員、講演者として招かれる。主要著書に「フラメンコの歴史」「エル・フォルクローレ」(晶文社)、「スペイン音楽のたのしみ」(音楽之友社)、「濱田滋郎の本」(現代ギター社)、「ギターの名器と名曲」(ナツメ社)。訳書にジェファリ「フェルナンド・ソル」、プジョール「タレガの歴史」(以上現代ギター社)、カーノ「フラメンコ・ギターの歴史」(パセオ社)、ユパンキ「インディオの道(小説)」(晶文社)他多数。現在、日本フラメンコ協会会長、スペイン音楽こだまの会主宰。84年第3回蘆原英了賞受賞。