私がトランスクリプション（タブラチュアからギター譜への）を担当している「ギターのためのジョン・ダウランド・リュート曲集」の最終第6巻「小品集 」が今月発売されました。2017年に現代ギター社より当企画の依頼があり、それから足掛け8年。途中で頓挫すること無く、全6巻（計105曲）どうにかやり遂げました！監修の小川さん、編集の中里さん、浄書の笹井さんをはじめ、様々な人の支えがあっての完遂。いゃあ、それにしても随分時間がかかりました。この曲集をキッカケにルネサンス音楽やリュート音楽に興味を持つ人が、1人でも増える事を祈念してやみません。かくいう私もリュートという楽器の存在を初めて知ったのは、ダウランドのリュートソングを聞いたことがキッカケでした。誰かがやった仕事を、誰かが受け取り、それをまた次の誰かに引き継いで行く。つながりを感じます。ルネサンス音楽を知る事は、その後の音楽（特にバロックなど）を理解する上で助けになるわけです。
【楽譜】ギターのためのジョン・ダウランド・リュート曲集1.〜アルメインとバラッド集〜／秋山幸生(移曲)、小川伊作(監修)
【楽譜】ギターのためのジョン・ダウランド・リュート曲集2.〜ファンタジー集〜／秋山幸生(移曲)、小川伊作(監修)
【楽譜】ギターのためのジョン・ダウランド・リュート曲集3.〜ガリアード集 上巻〜／秋山幸生(移曲)、小川伊作(監修)
【楽譜】ギターのためのジョン・ダウランド・リュート曲集4.〜ガリアード集 下巻〜／秋山幸生(移曲)、小川伊作(監修)
【楽譜】ギターのためのジョン・ダウランド・リュート曲集5.〜パヴァン集〜／秋山幸生(移曲)、小川伊作(監修)
【楽譜】ギターのためのジョン・ダウランド・リュート曲集6.〜小品集〜／秋山幸生(移曲)、小川伊作(監修)
