今年の1月よりレッスンに通っている中学1年生のT君。ギターも楽譜も全てが初めてなので、ひとつひとつ新しい事を学んでもらっています。ど定番の「教室用新ギター教本」を用いてレッスンしておるのですが、現在「さくら」など単旋律のものであれば音符を見て弾けるようになりました。

T君の生まれは韓国。お父さんの仕事の関係で日本と韓国を行き来しているそうです。教本の関係で「さくら」なんて日本的な曲を練習していたもんなので、何とはなしに

「韓国にも”さくら”みたいな老若男女が知ってる曲はあるでしょ?」質問したところ、しばし思案。

しばらくして「アリランかな」という返事が返ってきました。

「ああ、アリランね」知ってる知ってる!「アーリラン アーリラン」っていう曲でしょ!

とはじめの節を歌ってみたものの、その先が出てこない・・・ええっとこの先ってどういう曲だっけ? T君に歌ってもらうが、何となく音程がいまいちで、良くわからん・・・!?こちらとしては馴染み深い曲で楽譜に慣れたり、ギターの練習に活用出来ればと考えたのですが・・・

その時、ピンと来ました!

そういえば金庸太先生のファーストアルバムの最後の曲に「アリラン」を福田進一氏とのデュオで入れていたっけ!棚からCDを出し、音を聞きながら、サッサッとメロディだけを採譜。音源がD majorだったので、初心者のT君にわかるようにC majorに移調。手書きの楽譜を渡して、少々練習してもらいました。

「これ来週までの宿題ね!」

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