80代とは思えない肌の艶で、いつも元気な生徒のHさん。ギター以外にもゴルフや旅行などセカンドライフを満喫されておられる様子です。

今日は試しに「二人羽織」でレッスンを進めてみました。「ギターのレッスンで二人羽織って・・・?」と思われるかもしれませんが、簡単な事です。Hさんが左手で弦をおさえている時に、わたしが右手で弦を弾く。逆にHさんが右手で弦を弾いている時に、わたしが左手で弦を押さえる。

ギター、リュート、ウクレレなどの撥弦楽器をものすっごくシンプルに説明すると「右手で弦をはじき、左手で弦を押さえて音を出す楽器」と言えます。左右それぞれが物理的に異なる運動(はじく、押さえる)を同時に行うので、慣れないうちはなかなか難しいものです。

特にご高齢の方であれば、頭ではわかっていても身体がなかなか思ったように俊敏に動いてくれません。そんな方でも「二人羽織」でこちらが半分お手伝いすると、音楽の流れをつかんでもらい易いので、なかなかに有効な手段なのです。音楽の流れが何となくつかめれば、また少しヤル気も出ますしね!

とは言え、お手伝いしている私自身は、ヘルブで右手なり左手なりを動かしながら、もう片方の空いている手で音符の進みを指差しでナビゲーションし、口では「一と二と」など歌いながらと大忙し!

 

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